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「手延べうどん」は、「手延べ」乾麺類の干し麺で食用植物油、でんぷん又は小麦粉を塗布して、よりをかけながら順次引き伸ばして、丸棒状または帯状の麺に製麺して乾燥したものです。製麺工程で熟成が行われたものであり、よりをかけ、交差させながら麺線を平行稈(かん)にかける、いわゆる小引き工程、かけば工程を手作業で行ったものとされています。また、其の上、門干し工程(乾燥用ハタを使用して麺線を引き伸ばして麺とし乾燥すること)において「麺線を引き伸ばす行為」を「手作業」でおこなったものをいうとされています。
五島手延べうどんは、食用の椿油を塗布しながら引き伸ばすのが特徴です。一部機械化はしたものの、棒状にした生地を2本の箸にかけ、手で引き伸ばしては束ねる作業を繰り返しながら、紐状に細くし乾燥させ麺を形成していく手法をとっています。
五島手延べうどんは、この「手延べ」の技の微妙な力加減で手伸ばされているので、コシが強く、切れにくいのが特徴です。ぷるんと滑らかな食感と、麺自体が持つ豊かな風味と「椿油」が調和して、シンプルだからこそ奥深い味わいに仕上がります。
「手延べ」は製造工程が煩雑で機械打ちに比較して値段が高くなるため、全国的にはうどんでは、稲庭うどん、五島うどんに見られますが少数派といえます。私たちは、今後も、この「手延べ」の技を伝承してまいります。
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